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ホームレス対策で 夜間閉鎖される公園の数が増加

Bynikkansan

1月 12, 2019

破壊行為とホームレスの違法行為撲滅のため、市の59の公園が1月4日夜から夜間閉鎖された。 昨年4月以降、市はアメリカン・ガード・サービス社を起用し、25の公園のトイレと駐車場を夜間閉鎖してきた。その後、16の公園が加わり、今回、マカプウからモクレイアまでの18の公園がさらに追加され59となった。 公園の閉鎖時間はさまざまだが、通常午後10時から午前5時までである。 59の公園の夜間閉鎖のために市が4月までに同社に支払う総額は20万ドルである。 市には、植物園を含め299の公園がある。 新たに夜間閉鎖される3つの公園(ワイマナロ・ビーチ・パーク、ワイマナロ・ベイ・ビーチ・パーク、ワイマナロ・ディストリクト・パーク)では、50〜100名のホームレスが夜間に寝泊まりしている。ワイマナロ近隣組合のホー会長は、1月4日夜からこれらの公園が夜間閉鎖されることを歓迎。「夜間公園で破壊行為が行われており、閉鎖されるべきである。それは地域の公園であり、ホームレスのための私設の公園ではない」と述べた。 ホノルル市は、過去3年間に600件以上の破壊行為が行われたことを受け、昨年公園での違法行為取り締まりを開始した。 これ以外に、市は月4万4千ドルの費用で、もう1つの警備会社 – ハワイ・プロテクティブ・アソーシエーション社を起用し、9つの公園で2名・24時間体制の警備を開始している。しかし、ホームレスの違法行為の完全撲滅には至っていない。

 

(日刊サン 2019.01.12)