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ホノルル市営鉄道、初の試運転を実施

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市営鉄道ホノルル・レイルが30日、一部建設済みの走行路に初めて車両を走行させる試運転を行った。鉄道車両はワイパフ・トランジット・センターからウエスト・ロック・ステーションの区間をけん引された。今回の試運転は、線路と鉄道車両の間に十分な余裕があるか、線路に障害物が無いかを確認する目的で実施。ホノルル・レイルの線路は現在までにおよそ半分、10マイル程の建設が完了している。ホノルル高速鉄道輸送機構(HART)は、プロジェクトに連邦の資金7億ドルを含む合計26億ドルを投入した。しかし、現在15〜30億ドルと予想される資金不足に直面している。ホノルル市議会は資金不足の対策の1つとして、ワイキキとダウンタウンの駐車料金を倍額にする法案も検討中だ。駐車利用時間も延長させ、鉄道プロジェクト投資のため4百万ドルの回収をねらう。6月7日の市議会で法案の最終決定が行われる予定。

【週刊ニュースダイジェスト 5/24〜30】