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ホノルル市パーキングメーター 料金2倍に

ホノルル市議会が7日、チャイナタウンとダウンタウン、ワイキキのパーキングメーター料金を現在の2倍の値段に値上げする法案を可決した。 現在これらのエリアのパーキングメーターは1時間につき1.5ドルの駐車料金だが、今年の夏から3ドルとなる。

対象エリアには87のストリートが含まれており、客足への影響を懸念する店舗も少なくない。 『マニフェスト・カフェ』のオーナーは、チャイナタウンで商売する上で最大の課題は訪問しやすい環境づくりだという。駐車料金の値上げは逆風となる。

 

「値上げは好影響とは言えませんね。どのエリアも値上げされないのが一番です」と、オーナーのニコール・リードさん。近隣の店舗の多数はリードさんと同意見だ。 パーキングメーターが3ドルに値上げしたとしても依然として大方の商業駐車場よりは安い。市議会議員のジョーイ・モナハン氏は、駐車料金の値上げを始めなければ固定資産税を上げざるを得なくなるだろうと話す。

 

値上げによって1年間で450万ドルが回収できる見込みだ。「パーキングメーター料金と、車両重量税の2つが予算のバランスを取るのに助力となります」と、モナハン氏。 パーキングメーターで回収された市税は、路面の修復や大量輸送交通関連に使われる予定だ。鉄道計画の費用に割り当てられる可能性も含んでいる。

【週刊ニュースダイジェスト 6/7〜6/13】