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ホノルル市、鉄道敷設に3億5千万ドルの追加援助を決定

ハワイ州庁舎(@pixabay)

 

 

ホノルル市議会は鉄道プロジェクトの予算援助のため3億5千万ドルの債券発行を決定した。

市議会は12日、6対3で鉄道プロジェクトへの支出を承認し、8月に一般財源債の発行を決定。発行はホノルル高速鉄道輸送機構(HART)の資金が不足するタイミングに合わされた。3億5千万ドルは、現在進行中の20マイルの長さの高架線の敷設を続行させるために設定された金額。しかしプロジェクト完了までにHARTは数年間に及び再度市議会に経済的支援を要請する必要があると予想されている。

市の当初の予算計画では合計で24億ドルの一般財源債の発行と、7億ドルのコマーシャル・ペーパーによる借入金で鉄道プロジェクトに関わる支出を賄う予定であった。2012年の段階では鉄道プロジェクトの予算は合計で52億6千万ドル。現在は約2倍の100億ドルに膨らんでいる。

一方、州議会は8月28日から9月1日まで特別議会を開き、苦境を迎えた市の鉄道プロジェクト資金計画について審議を行う予定。

 

 

(日刊サン 2017.7.12〜18 週間ニュースダイジェスト)