州の運輸局(DOT)が30日、ダニエル・K・イノウエ国際空港でマウカ・コンコースの起工式を開催した。新しい2階建てコンコースは26万スクエアフィートの広さで、建設予算は2億2000万ドル。
新コンコースは空港のエヴァ側に位置し、ターミナル1と改名される現在の州内便ターミナルと接続する。ナローボディ型機体11機とワイドボディ型機体6機に対応し、2階の出発エリアには6レーンのTSAの審査エリアが設けられる。他にも待合室、搭乗エリア、トイレ、インフォメーション・デスク、国内線向け検疫エリアを完備。ゲートやフライトを管理する新しいランプ管理オフィスも建設予定。マウカ・コンコースの完成予定2020年末頃。現存しているコミューター・ターミナルとアネックス、地上B駐車場、ターミナル道路は撤去される。
DOTは今後、新コンコースに小売店やレストランを誘致すると述べた。 新しいゲートのワイドボディ型機体への対応を進めるため離着陸エリアやインフラ設備の工事も進行中。燃料給油システムを対応させ、より幅の広いレーンや新機体用の駐機場、新しい搭乗ブリッジ、ブラスト・フェンスを建設する。駐機場エリアにも、テナントオフィスや地上車両、荷物の取扱・保管、廃棄物リサイクルのためのスペースを建設。移動に車両を必要とする搭乗客用の地上車両発着エリアや、待合室とトイレに向かう歩道も建設され、駐車場の改修も予定されている。
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(日刊サン 2018.06.09)