米国市民権・移民業務局(USCIS)は5月6日、そのホノルル事務所での業務の大半をオンライン・サービスに切り替えた。ウォーターフロント・プラザの事務所での手続きにかかる時間と費用を節約するためにオンライン・サービスを利用するように呼び掛けている。
このオンライン・サービスは、昨年3月に試験運用として開始されたUSCISの「情報サービスの近代化プログラム」の一部であり、2019年度末までに他のすべての現場事務所に導入される予定である。USCISは、オンライン・サービスの導入によって、現場担当官の業務遂行が迅速化されると期待している。
この新しいプログラムの導入によって、現地事務所やInfoPass予約サービスでの予約の取得はできなくなる。利用者は、代わりにUSCISオンラインで各種サービスを利用することになる。
申請者は、このオンライン・サービス上で、自分の申請の状況やその他の情報を確認することができる。例えば、申請の状況や処理時間を確認し、住所変更を登録し、自分のアカウントを作成し色々な申請書をオンラインで作成する、などである。オンライン上のバーチャル・アシスタントのエマが、質問に英語とスペイン語で答える。
USCISによると、この近代化プログラムにより、予約取得の平均待ち時間は11日から5日に短縮された。また、対面での相談を必要とする申請者は、USCISコンタクト・センターで予約を取得できる。
USCISのウェブサイトはuscis.gov。
また、Twitter、Instagram、Facebookでも@uscisでアクセスできる。
電話での相談等は、営業時間内に800-375-5283まで。
(日刊サン 2019.05.18)