新しくなったホノルル・ハレの日本庭園に4月18日、石製の「元年者」の記念碑が建立・寄贈され、その寄贈・除幕式に、イゲ知事、その他の政府関係者、キズナ・ハワイ元年者委員会、その他のコミュニティリーダーが出席した。この除幕式は、ハワイに到着した最初の日本人移民の150周年を祝う元年者祝賀行事の一つである。 ホノルル・ハレの日本庭園の中心に建立されたこの記念碑は、ハワイ日米協会と元年者委員会から寄贈されたもので、使われた花崗岩の石は、1868年6月ハワイへの最初の日本人移民が4千マイルの船旅に旅だった横浜の市職員が選んだものである。 幅5フィート、高さ3フィートの石は、1万5千ドルの価値がある。
石の基礎部には、元年者200周年に当たる2068年に開かれる予定のタイムカプセルが置かれ、中には、150周年を記念する元年者ビデオを含むDVDとフラッシュ・ドライブ、他の祝賀アイテム、カーク・コールドウェル市長からのメモとホノルル市の公式コイン、が収納されている。
寄贈式では、デイビッド・イゲ州知事とハワイ元年者委員会のロイ・アメミヤ理事長が祝辞を述べた。 1968年の式には、当時の広島市長の山田節男氏が出席した。
(日刊サン 2019.04.27)