夫婦経営による新しいレストランが、 ホノルルのチャイナタウンにオープンし、オリジナリティー溢れるアメリカンキュイジーヌを提供する。
ジェネラルマネージャーのチャック・バスラー氏と妻でエグゼクティブシェフのロビン・マイイ氏は、レストラン業界に初参入。レストラン「フェテ」をヌウアヌアベニューとホテルストリートの角にある「リアル・オフィスセンター」1階に来年1月か2月にオープンする。
南カリフォルニアに本拠地をおく、共同ワーク・オフィススペースの企業「リアル・オフィスセンター」は、「フェテ」やその他のレストラン、小売業を事業コンセプトに含めている。
フランス語で食べ物や飲み物が溢れた集会や祝祭を意味する「フェテ」は1,700平方フィートのスペースに50席を収容し、従業員は20名ほどになる予定。
「季節の農作物をテーブルへ」をテーマに可能な限りハワイ産の食材を使用した「ニューアメリカン」レストランは、カルビソースで和えたニューヨークストライプステーキやコチュジャンソースを添えたキムチチャーハンなどを提供する。
プナホウスクールとイオラニスクール両校に在籍した経験豊かなシェフ、マイイ氏。韓国系アメリカ人であることが彼女の料理スタイルに大きな影響を与えている。
マイイ氏は、「3660 オン・ザ・ライズ」やホノルルの「パドヴァニズ・グリル」をはじめ、ニューヨークの最高級ホテル「ウォルドルフ・アストリア」や著名シェフロッコ ディスピリートのレストラン「ユニオンパシフィック」などで経験を積んできた。
さらには、『グルメマガジン』での勤務や、ニューヨーク芸術大学の料理プログラムの運営、ニューヨーク市率大学の料理科のプログラム計画にも携わり、そのプラグラムでは教鞭もとっている。
1年前に、ニューヨークで出会った夫婦は、レストラン開業のためにハワイへと転居してきた。