ホクレア号の歴史的到着を祝した友好セレモニーが14日土曜日の午後、南アフリカのケープタウンで開かれた。 クルー達は、モーリシャス島から41日間2,800マイル以上の距離を航海してきた。
デズモンド・ツツ大主教が挨拶をし、クルーメンバーとハワイ代表団を出迎えた。ツツ大主教は、2012年にハワイに訪れた際に、ホクレア号に乗船している。
「海を越え 人とつながる ハワイからケープタウンへ」をテーマにしたセレモニーは、挨拶のチャントに続き、南アフリカの伝統舞踊とハワイ代表団メンバーによるフラが披露された。
「ホクレア号の航海は、原始的なレベルで私たちをお互い再び結びつけてくれました。私たちは一体であること、お互いつながっていること、人類の旅を思い起こさせてくれています」とデズモンド&レア・ツツ・レガシーファンデーションのムピロ・ツツ氏。
ケープタウンに滞在中、ハワイ代表団は、地元の青年たちに、世界航海について分かち合い、伝統のダンスやゲームを披露した。
コミュニティーのメンバーは、カヌーに招待され、伝統的航海法やハワイの文化について学んだ。 地元の学校にも訪問し、マラマ・ホヌアのミッションの支援も行った。
「私たちは、普段当たり前と思ってしまうような何気ないことに注意を払い、敬意を表したいと思います」と、パトリック・ガスパード南アフリカ駐米大使は、ホクレア号クルーメンバーに話しかけた。
「あなたがたは、私たちの海、環境、伝統を大事にし、次世代に受け継いでいく方法を見つけなければならないということを思い出させてくれました」と述べた。