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ブルーノ・マーズが 11月にアロハスタジアムで公演

Bynikkansan

5月 12, 2018

DFree / Shutterstock.com

 

ハワイ出身でルーズベルト高校卒業のグラミー賞受賞アーティスト、ブルーノ・マーズ氏が11月10日にアロハスタジアムで公演を予定している。翌11日の公演も検討されている。チケット価格や詳細は今月中に報道会見が開かれ発表される見込み。

 

マーズ氏は文化団体ゴールド・ハウスから「最も影響力のあるアジア系アメリカ人100人」にも選ばれたばかり。「24Kマジック・ツアー」では5月からフィリピン、シンガポール、マレーシア、香港で公演。間を空けて27日からカリフォルニアで公演し、メキシコ、オランダ、スペイン、ポルトガル、フランスを6月に回る。ツアーの最後を飾るのはロサンゼルスのステープルス・センターでの4夜連続公演で、10月27日が最終日となる。アメリカ本土とカナダでの公演にはゲスト・スターにラップ・アーティストのカーディ・Bを迎えるが、ハワイ公演に同行するかどうかは不明。マーズ氏が前回ハワイで公演したのは、2014年4月。

 

チケットは発売直後に完売している。2018年1月のグラミー賞では、年間アルバム賞、最優秀レコード賞、最優秀R&Bアルバム賞、ベストR&Bパフォーマンス賞、年間ベストソング賞、ソングライター賞の6つの栄冠を勝ち取り、彼がこれまでに得たグラミー賞の総数は11に上る。マーズ氏がハワイで頭角を表したのは90年代。父親のピート・ヘルナンデス氏、通称「ドクター・ドゥーワップ」と叔父のジョン・バレンタイン氏ともにシェラトン・ホテルのエスプリ・ラウンジで、世界で最も若いエルビスとしてパフォーマンスを行っていた。マーズ氏は5歳の時に1990年のアロハ・ボウルのハーフタイム・ショーでエルビスを演じている。92年の映画「ハネムーン・イン・ベガス」で、リトル・エルビスとしてカメオ出演も果たす。高校卒業後はロサンゼルスに拠点を移した。

 

(日刊サン 2018.05.12)