フードランド・スーパーマーケット社は、老朽化したベレタニア店を6月23日に閉店すると発表した。同店は、同社の4番目の店舗として「フード・シティー」の店名で1950年にオープンした。閉店する同店の73人の従業員は、オアフ島の他の店舗への移動が可能となる。
同社の会長兼CEOのジェナイ・ウォール氏は、声明の中で、70年運営してきた同店舗を閉鎖するのは残念だが、店舗の持続が不可能な状態になった、と述べた。
同社は、来年にかけて、パールシティ・ゲートウェイ、カポレイのカ・マカナ・アリイ、カハラのクオノ・マーケットプレイス、にフードランド・ファームズの新店をオープンする予定。これらの新店オープンはベレタニア店の閉鎖とは関係ないとのこと。マキキにも食料品店をオープン予定である。
ベレタニア店は近くにあり便利で、品物も従業員もすばらしい、ベレタニア店閉店後はアラ・モアナ・センターに行かなくてはならないが、混雑していて不便だ、と多くのマキキ住民は、閉店を残念がっている。 フートランドは、1948年にモーリス・サリー・サリバン氏によって設立されたハワイで最初のスーパーマーケットである。現在は、4つの島で、フードランド、サックNセーブ、フードランド・ファームズを33店舗展開し、2,600人以上の従業員を擁している。
(日刊サン 2019.05.18)