6日金曜日、フロリダ空港で発生した銃撃事件を受けて、ホノルル国際空港を含む全米の空港は安全対策の強化が促されている。 フォートローダーデール空港での襲撃事件では少なくとも5人が死亡し、8人が負傷した。発砲したニュージャージー出身のエステバン・サンチアゴ容疑者(26)は警察に身柄を拘束されている。 ホノルルの空港は通常通り稼働しているが、空港内の巡回に当たる職員が増員された。
空港警察保安官部門は状況を監視するため、ハワイ運輸局と協力して動いていると述べた。 犯行に至った動機がいまだ不明である今回のような状況における通常の手順は、法執行の可視性を高めることであるが、当局は旅行者が警戒する必要はないと話す。 ホノルル国際空港の利用者のほどんどは落ち着いており、通常通の営業となっている。
運輸局の広報担当であるティム・サカハラ氏は、空港は同様の襲撃の発生に対応する準備ができていると話す。 「もしも活発な犯罪脅威がある場合には、まず法執行機関がその脅威を鎮圧し、容疑者の拘束と脅威の抑止、全員の安全と保護を確認します」と彼は述べた。
ハワイ州内の11の空港では、運輸局が契約した警備会社セキュリタスの職員約1100人が常に配置されている。さらに、州の保安官代理も常駐している。 ホノルルでは影響を受けた便はないが、当局は旅行者に対し空港へ向かう前に利用する航空会社の運航状況の確認をするよう強く推奨している。