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ファーストフード店で発砲事件男女2人が負傷

Bynikkansan

4月 14, 2018

カウプニ・ストリートのKFCで7日午後10時頃、男が銃を発砲し2人が負傷する事件が発生した。

 

警察は店内での口論が発展して店外で発砲するに至ったとみている。容疑者の男は店内に入り被害者の少なくとも1人と言葉を交わした後、その場を去ろうとする被害者2人が乗る車に向かって2度発砲した。被害者と容疑者が事前に知り合いであったかどうかは現時点では判明していない。公表された現場写真からはフロントガラスの銃弾の跡が確認できる。リアガラスは完全に砕け散っていた。現在、警察が容疑者とみられる男から事情聴取を行っている。 被害者の1人は19歳の男性で肩に銃弾を受け負傷。もう1人は20歳の女性で、耳に軽症を負ったが治療を受け様態は安定している。どちらも命に別状はないが、事故現場エリアからはワイアナエ・コーストより多くの警察官を配備するべきだという声が上がった。

 

ワイアナエとマカハ地区選出の下院議員セドリック・ゲーツ氏は「地区の警察官の存在をより多く示し、違法行為や犯罪の減少を目指しています」と話す。同氏は4日、配備が不足しているリーワード・コーストの複数の箇所を含むオアフ内の犯罪率の高い地域に警察官配備の増加を求める決議案の可決を支援した。ゲーツ氏は「現在10~12マイルの沿岸におよそ5人の警察官が常時対応できるように配備されています。事件がいつ起こるかわからないとはいえ、発生時に駆け付ける時間を想定すると現実的な配備の状況とは思えません」と語る。同氏は地区の警察官の働きは評価しているとし、問題は警戒が高まる状況で十分な人員を確保できない資金繰りにあると述べた。

 

(日刊サン 2018.04.14)