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パンダ・エキスプレスは18日から1週間、ハワイを含む世界中の400の拠点でキャリア・イベントを開催した。ハワイ内の十数店舗では延べ85のポストを求人。同社はカポレイからミリラニ、カハラ、ワイキキ等広範囲のレストランで人材を募集しており、オアフ島の求人が最も多い。 パンダ・エキスプレスは、創業した1983年当時から「新しい人材の成功への道を作り、個人的および職業技術を成長させることに情熱を注いできました」と語る。家族経営の『アメリカン・チャイニーズ』のレストラン・チェーンである同社は、アメリカ国内に3,5000人以上の従業員を抱える。その多くは、各店舗内の職種やジェネラル・マネージャーとしてキャリアをスタートし、ランクを昇進させているという。 カリフォルニアを本拠地とする同社で、人事チーフを務めるレオナルド・イップ氏は報道会見で「パンダ・キャリア・イベントには、同社に新しい従業員を迎えるだけでなく、飲食業界が提供しなければならない収益性の高いキャリアにスポットを当てたいという狙いがあります。私達は、やる気、品位、献身性、謙虚さといった揺るぎない人格を持った人材を求めています。これらの性質を、同社店舗では称賛し評価しています」と述べた。 同社は従業員に、有給休暇、ボーナス、従業員の保険料の80%と、対象となる扶養家族にも50%を企業が負担する医療保険、ストック・オプション、有資格の従業員には401Kの貯蓄口座を与える。さらに資格を得た従業員には、教育機関への奨学金や就学給付金も用意されている。
(日刊サン 2018.07.28)