ワイキキのパシフィック・ビーチ・ホテルは2016年から1億1500万ドルをかけた再開発を行なっていたが、10月1日にアロヒラニ・リゾート・ワイキキ・ビーチとして再オープンした。
1969年に営業を開始したパシフィック・ビーチは、外装と内装及び839室の客室全室を改装し、デザインはロックウェル・グループ、ホノルルのWATG、パシフィック・アジア・デザイン・グループが手掛けた。
2つの新しいプールも完成し、プールバーSwellもオープン。ホテル内のレストランには、朝食ブッフェのLychee、3階吹き抜けに設置された巨大水槽に囲まれたロビーにO barが新設された。
ホテルのフードとドリンクのプログラムを監修するエグゼクティブ・シェフに就任したのは、ハワイ生まれで元タートル・ベイ・リゾートのシェフ、コンラッド・アキノ氏。日本人シェフの森本正治氏もホテル内に2つのレストランをオープンする予定で、今年の冬に『モリモト・アジア・ワイキキ』を2階の以前24アワーフィットネスがあった位置に開店する。もう1店舗は『モモサン・ワイキキ』で、こちらは来年1月のオープン予定。
カカアコの複合コンドミニアム、コオラニで2013年から営業中のフィットネスクラブ『アイランド・クラブ・アンド・スパ』も年内にホテル内に6000スクエアフィートの店舗を構える予定だ。フルサイズのテニスコート2面と、トレーニング用の芝スペース、28万ガロンの塩水の水槽を管理する設備室も設けられた。
(日刊サン 2017. 10. 21)