米国気象局によると、ハワイ全土で1月は記録的な乾燥であったという。 オアフ島は、ホノルルインターナショナル空港、パリセーズ、ワイピオ、クニア、ワイアナエ、ルアルアレイ、ミリラニそしてアロハタワーで、1月の最小湿度の記録を破った。多くの記録が、最後に強力なエルニーニョの経験をした1998年の記録を破ることになった。
ホノルル空港では、1月の降水量がたった0.03インチで、1986年と2001年の0.18インチの記録を打ち破った。12月から1月の空港の全降水量は0.3インチでだったが、通常空港でこの2ヶ月間の降雨量は、5.55ンチである。
米国気象局は、オアフ島ホノルルからワイアナエにかけて全ての標高が低いところは、月ごとの合計が平均で最低湿度が10%以下だった。
一方で、マウイ島のラハイナルナとクラも、1月の降水量は最小値を記録した。プウ・ククイの雨量計は、1.08インチを指し、平均の3%で、1977年の1月以来最小記録となった。 ハワイ島にある全ての雨量計が示したのは、全て平均30%以下であった。
気象予報士は、この乾燥した状況は、通常の冬より乾燥していると予想された気象モデルにあてはまっていると述べた。このとても乾燥した状況は、太平洋東部の表面海水の温暖によっておこっている地球的気象現象エルニーニョの影響である。
エルニーニョにより、ハワイは通常より湿り気の多い夏となり、記録的なハリケーンを起こした。 気象予報士は、ハワイはこの通常より乾燥した状況は4月まで続くと言い、「今後乾燥度は、そこまで度合いがひどくはないかもしれませんが、平均より湿度は低くなります」と話した。