ハワイのケアラケへ高校とイオラニ高校の2校の代表生徒達が、ケネディー宇宙センターのNASA科学者達と共に月面プロジェクトのテストを行った。
「最高に素晴らしいです。NASAに行って、一緒にテストができるなんて、私たちにとっては大きな出来事です。とても興奮し、感謝しています」とイオラニ高校3年生のラファエル・リーさんは語った。
米航空宇宙局(NASA)は、スペースギアで取集する、でこぼこした月の埃を弾き飛ばすための電気力学ダストシールドを開発した。この技術は、低重力がある地上で試されただけである。
イオラニ高校とケアラケへ高校はそれぞれ、シールドと着陸船の模型の枠を作成し、学生たちは昨年マウナケアの頂上で実験を行った。
学生たちは、それら製作物の微調整で忙しい。イオラニチームは、宇宙船が月の表面に着陸するときに埃をけりあげる機械の製作にとりかかっている。「その周辺と宇宙船の上空には、必ずしも埃が舞い上がるわけではありませんし、私たちの実験で、この宇宙船が着陸しても、埃がまったくない可能性もあります」とイオラニスクールのギルソン・キルアワー教諭は語った。
学生たちは、自分たちの実験が、いつか月に着陸するかもしれない可能性に1歩近づいたと興奮している。