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ハワイ詩吟同好会、第7回勉強会開催

Bynikkansan

9月 19, 2017

関西吟詩文化協会アメリカ支部の結成目標に

ハワイ詩吟同好会の第7回勉強会が9月9日、風光明媚な湾を見下ろすカネオヘにて開催された。ハワイ詩吟同好会は、ハワイ在住の詩吟愛好者たちによって新しく組織され、活動を続けている。

この会は、日本の大阪に本部を持つ総理大臣認可公益財団法人関西吟詩文化協会(通称関西吟詩)の、アメリカ支部設立のための準備会として、カリフォルニアに続きハワイでも組織されることとなった。

関西吟詩文化協会は、創始者宮崎東明先生の会訓「一生初心」を基に「温故新生」のスローガンで1934年に誕生し、1973年には財団法人として文化庁から認定された。2011年に内閣総理大臣より公益社団法人の認定を受け、来年85周年の節目を迎える。会員は2〜3歳から最高103歳まで全国で約13,000人、約3,000カ所の教場があり、吟詠を通じて社会に貢献する団体である。

現在、日本をはじめブラジル、台湾、中国の4カ国にも公認支部を持っており、今回のアメリカ支部の開設は会として5カ国目となり、その活躍が期待されている。

この会では毎週1回、日本、アメリカ本土、ハワイを結んでのスカイプを利用した関西吟詩総本部の指導部の先生による指導が行われる。また、ウェブを通しての数多くの中国と日本の漢詩、和歌、新体詩の模範吟も聴け、剣舞や詩舞の動画も堪能できるなど、詩吟の魅力を楽しく学ぶ環境が整っている。

今回の勉強会にはカリフォルニア在住で吟歴47年の平木義晴氏も参加し、全参加者による各自の詩吟も吟じられた。また、スカイプで関西吟詩文化協会の安藤勲氏からの勉強会へのメッセージも送られ、楽しい時間が持たれた。

現在会員を募集中(見学も歓迎) 連絡先:258-2403(赤嶺安彦)

[email protected]