ニール・S・ブレイズデル・エキシビジョン・ホールとアリーナで18日から20日まで開催された今年の「メイド・イン・ハワイ・フェスティバル」に、5万人以上の入場者が集まった。
開催23回目となるこのイベントの会場では、地元企業が紹介するフードを試食する人や手作りの製品を買い求める多くの人で溢れていた。
「大変な混雑で、全ての通路で肩と肩がぶつかる程でした」と、マウイ・クリスプス社のオーナー、ブレイン・アポ氏。同社はこのイベントに今年初めて参加し、ビーフジャーキーのチップスとパイナップルチップスを合計6000袋売り上げた。
「来場者は皆、駐車場が無いと口にしていました。この多くの人の中で出店できるのは大きなチャンスです。今回がオアフの人に私達の商品を知っていただく初めての機会でした」と同氏は加えた。
イベントを主催するハワイ食品工業協会が3日間のイベントで得た入場料の合計はおよそ29万5000ドルと見込まれる。そして同団体の広報担当エイミー・ハモンド氏によれば、出店したおよそ425の地元企業が売り上げた総合計額はおよそ27万ドルに上る。同氏は、近年の出店企業を調査するとその多くがイベントの間の取引によって1000万~1200万ドルの余剰収入を得ていると明かした。
「購買意欲の高まった消費者が出展企業が見たこともない程多く訪れ、爆発的な売り上げを立てています」と話す。さらに同氏は今年の入場者の増加について、地元製品の価値への注目の高まりが表れていると述べた。 入場者数は2012年に3万3000人を記録して以降、毎年着実に増加し続けている。
写真引用 madeinhawaiifestival.com
(日刊サン 2017.8.26)