ハワイの3つの食品メーカーから3商品が、全米でブームとなっているクラフト食品に注目した2016年「グッドフードアワード」の最終候補にノミネートされた。
サンフランシスコで行われている今回のアワードでは、1937商品がエントリーされた中、「ロノハナ・ハワイアン・エステート・チョコレート」、「アドボロコ」、「モンキーポッドジャム」が、最終候補の263商品に選ばれている。
ロノハナは、ハレイワの自家農園で栽培したカカオをカリヒの工場で製造するという豆からチョコレートまでの全ての過程を自社で手がけている。
アドボロコ・パイナップル・ホットソースの発売によって確固たる地位を築いた「アドボロコ」社は、パーソンズ家が経営している。マウイ島のキヘイで栽培したチリを使用した多種多様なホットソースで会社は急成長した。
コロアにある「モンキーポッドジャム」は、カウアイ島の持続可能な農園で栽培されたフルーツを使用して職人が手作りした55種類のジャムやスプレッドを販売している。
グッドフードアワードの基準には、「環境保存型農業や畜産であるか」、「全供給過程において透明性と責任の在りかが明確か」などが含まれている。
アワードは、1月15日にサンフランシスコのフォート・マンソン・センターのガラパーティーで発表される。
最終候補リストなど詳細はwebサイトgoodfoodawards.orgで公表されている。