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ハワイ旅行者の月間消費総額、1月に最高記録を更新

1月のハワイ州への旅行者数と消費総額が、過去最高記録を更新した。

 

ハワイ州観光局が先月28日に発表した予備統計によると、昨年2017年の同時期に比べ、訪問者数は5%超増加の796,483人、月間消費総額は約5%増加の16億9000万ドルに達した。

 

また、1日あたりの滞在者数は少なくとも25万9,481人に昇り、昨年比で4%増加した。

 

観光局のジョージ・セルゲティCEOは「1月の過去最高記録の更新は、ハワイ州に約1億9,900万ドルの税収入をもたらした。税収増加よる最大のメリットは、この収入がハワイ州内のビジネスと雇用をさらに後押しすることにある」と述べた。 1月は西海岸、東海岸、カナダからの訪問者数が最も多く、上記3箇所からの訪問者数、消費総額共に月間過去最高記録を更新した。一方で、インターナショナルマーケットで最も大きい日本からの訪問者数と消費総額は減少した。

 

各島の状況は、ハワイ島、マウイ島、カウアイ島の各島では、訪問者数が増加したことに伴い、月間最高消費総額が更新された。オアフ島では、1月の訪問者数が増加したが、月間消費総額は減少した。

 

航空機の座席数は約10%増加し、これによる利益は1億1000万ドル以上となった。座席数が増加したのは、西海岸、東海岸、カナダ、オセアニア、日本を除くアジア諸国とハワイを結ぶ路線で、この増加は日本・ハワイ間の路線における座席数の減少分を相殺する結果となった。

 

セルゲティ氏は「旅行の需要が高まることは、航空路線利用の増加にも繋がる。各航空会社は、アメリカ本土や世界各地からの旅行者が後を断たないハワイへの就航に信頼を寄せている」と述べた。

 

(日刊サン 2018.03.13)