日刊サンWEB

過去記事サイト

ハワイ州観光局、 2018年訪問者レポートを発表

Bynikkansan

11月 18, 2019

ハワイ州観光局(HTA)は、2018年訪問者調査レポートを発表した。

 

同レポートは、航空機またはクルーズ船でハワイを訪れた観光客の特性と支出データが含まれ、訪問者統計にはハワイの主要地域市場、旅行の目的、宿泊施設、等のデータが2017年との比較で分かりやすく分析されている。

 

主な日本関連の記載は下記の通り。(比較は、2018年対2017年)

 

■日本からの航空席数は、2.7%上昇し2百万4万2595席となり、全体のハワイ向け席数の15.4%に当たる。

■日本の訪問者支出、滞在日数、訪問者数は、第3位である。訪問者数が2.3%減少し148万9778人となり、滞在日数が2.1%減少したために、訪問者支出は0.7%減少し21億4千万ドルとなった。

■1日当たりの支出は241ドルとなり2017年より増えた。日本の総支出におけるシェアは12.2%で、前年より12.9%減少。

■宿泊料金(82ドル)とショッピング支出(66ドル)ともに前年より増加した。日本の訪問客の1日当たりのショッピング支出は、米国西・東海岸、カナダ、欧州の訪問客の支出の3倍以上。

■エンターテインメント及びリクリエーションへの支出は18ドル、交通費12ドル、飲食費50ドルで、前年と同じレベル。

■リピーターの割合は66.9%で前年の65.2 %より上昇。

■訪問した島は、オアフ島93.9%、ハワイ島11.8%、マウイ島3.3%、カウアイ島1.7%。

■パッケージ・ツアー利用56.2%で前年の61.0%から減少。個人旅行は、前年の35.3%から39.7%に上昇した。

■ホテル利用者は、82.5%。タイムシェアとコンドミニアムの利用は減った。約70%の日本人旅行客がバケレンを利用し、利用率は大きく上昇した。

 

(日刊サン 2019.11.16)