6日土曜日、ハワイ州チャンピオンシップに参加するため数千人のカヌーパドラーがケエヒラグーンに結集した。 同地域は先の熱帯暴風雨「ダービー」によって被害を受けていたのだが、地元TV局KHON2は「水は浄化されており同地域の環境はすでに正常化している」と伝えていた。だがレース主催者は「パドラーやオアフのほぼ全クラブが、水中のバクテリアレベルの高さを理由に参加しないと決断した」と語った。
保健省は今週行った水質テストによって、レクレーションでの使用は安全とし、閉鎖しなかったものの、使用者たちには予防対策をとるようにアドバイスをしていた。 マウイ群ハワイアン・カヌー・レーシング・アソシエーションのケオネ・ボール会長は今週初め、約3500人のパドラーが参加すると公表していたが、土曜日に2500人の参加に修正した。
各チームはお互いの勝利を祝う祈りを捧げたが、水質の安全性を理由に一部のカヌークラブは参加を見合わせた。同会長は「水中のバクテリアが多く、10クラブ以上が参加しなかった」と話し、レースで4〜5レーンが空いてしまうことについて「岸では空きレーンのインパクトを感じることはないが、実際にスタートラインに入ると確実に感じる。州が主催するレースでオープンレーンになるのは今までほとんど聞いたことがなかった」と話している。