ハワイ州は、公共の公園とビーチでの煙草製品の使用禁止とともに、使用最低年齢を21歳に引き上げた最初の州となる。
デイビット・イゲ州知事は、6月19日金曜日両条例案に署名した。
「新案は、健康政策にさらに力を注ぐことになります。我々は、すでに様々な理由で、アメリカ一の長寿州になっています。今回の可決が、ますます健康で充実した人生に導く唯一の強固で永続的な機会になると確信しています」と署名式で述べている。
2016年1月1日より施行となる上院法案1030は、21歳以下はeシガレットと呼ばれる電気たばこ製品も含めた全てのたばこ製品の販売、購入、所持、喫煙を禁止する。
同時に可決された下院法案525 は、州立公園やビーチでのたばこ製品の喫煙と使用を禁止する。
イゲ州知事は、「受動喫煙の悪影響については長年に亘って気がついていました。今回の新案で、喫煙者に一つ歯止めをかけるきっかけになると思います。それ以上に重要なことは、公園利用者や公園の掃除をしている方々にとっては、喫煙や吸い殻は大きな課題になっているのです」と語った。
支持者たちは、ハワイの歴史に残る日と今回の可決に賛同の声を送った。