ハワイ大学マノア校では、4年以内に卒業をする学生がこれまでより増加している。 ハワイ大学マノア校で、フルタイムの学士修得を目指す学生が4年で卒業する割合は、4年前の17.5%から27.9%と10%上昇した。
6年以内に卒業する学生の割合も2010年の48.6%から、今年は57.1%に上がっている。
ハワイ大学の卒業率は、全米平均より上昇率が高い。
4年以内に大学を卒業する割合は全米平均では過去5年の間で約3%上昇しただけである。しかしそれでも、ハワイ大学マノア校の値は、全米平均より下回っている。
全米教育統計センターによると、2007年に4年制の大学に入学した学生の40%が4年以内に、60%が6年以内に卒業している。
「多くの学生の努力と情熱によって、卒業率がめざましく改善されました」とリード・ダセンブロック副学長は話している。
マノア校は、アドバイザーの支援や履修できるクラス数を増やし、学生に早めに専攻を決定させるなど、登録のプロセス改善に努めた。
新たなSTAR(卒業要件)学位監査システムを始動し、学位取得までの進捗状況を個々にレポートするシステムを提供している。
過去5年間で、履修登録に失敗したケースは、29,251から2,317に減ったという。
全米教育省の大学評価webサイトによると、9月12日の時点で、6年以内に卒業する学生の率は、ハワイパシフィック大学で40%、シャミナード大学で37%、ブリンハム・ヤング大学ハワイ校が47%となっている。