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ハワイ大学の学生が新発見の惑星の名前に

Bynikkansan

7月 25, 2017

ハワイ大学(@PIXTA)

 

 

高校時代に成し遂げた科学の研究発表が評価され、2人の学生の名前が永遠に惑星名として夜空に輝くことになった。

マサチューセッツ工科大学のリンカーン研究所のLINEARプログラムで1年間の過程を経て5月に発見された、火星と木星の間の小惑星帯にある2つの小惑星に名付けられるのは、セント・アンドリュース高校を2016年に卒業したアリアナ・キムさんとスリー・カティさんの名前。

2人は2016年のインテル国際科学工学フェアの環境工学部門でファイナリストに進出。ペアを組み、侵襲性藻類が発酵によりエタノール、肥料、カーボンナノチューブを生成する可能性を示すプロジェクトを発表し、同部門で2位に輝いた。

発見された2つの小惑星のうち、小惑星33587が『アリアナキム』、小惑星33590はカティさんのファーストネームである『スリーラクシュミ』と命名された。

キムさんは南カリフォルニア大学に進学し、カティさんは現在ハワイ大学の学生。2人の元にはリンカーン研究所とNASAから正式な惑星名の証明書が届いた。

 

 

(日刊サン 2017.7.12〜18 週間ニュースダイジェスト)