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ハワイ固有種のキバシリ「アラヴィ」と命名

発見されてから1世紀以上ハワイ名が付けられていなかった絶滅に瀕した小さな鳥が、とうとうルーツに根差した名前を取り戻した。保護活動管理者や政府当局職員が31日プウマカアラ自然保護区に集まり、ハワイキバシリをハワイ名「アラヴィ」と命名する式典を開催した。

ハワイ火山国立公園のレンジャー、ノア・ゴメスさんが、ハワイ大学ヒロ校でハワイの鳥類捕獲師について修士論文の作成に取り組む中でこのハワイ名を発見した。彼が論文の為に調査をしていると何度も聞きなれない「アラヴィ」という名前が出て来たという。「アラヴィ」の描写は常に同じで、黄色と緑と灰色の羽毛でコアの森林に生息すると書かれておりハワイキバシリと一致する。

ゴメスさんは「まさか、ハワイキバシリの事ではないかと思ったのです」と語った。

 

【週刊ニュースダイジェスト 5/31〜6/6】