2月9日月曜日、強風のためオアフ島ウィンドワードの一部が被害と混乱受けたが、国立気象サービスによると、強風は今週末に戻ってくる可能性がある。
風速30から50マイルの南西の風と、風速60マイルを超える突風のため、オアフ島とカウアイ島、モロカイ島、マウイ島、ラナイ島には、強風注意報が発令された。注意報は10日火曜日午前6時に解除された。
小型船舶注意報と、高波警報は、水曜まで適用される見込みである。波は今週中このまま高くなっていくことが予想される。小型船舶注意報は、風力が25ノット(28.75マイル/時)以上で波の高さが10フィートを超えるときに発令される。
また、最高風速80マイルの突風のため、強風注意報がハワイ島の山頂に発令されているが、これは水曜午後6時まで継続される見込みである。
月曜日の強風のため、ウィンドワード地区では木々が倒れ、地域住民はウィンドワード・オアフ・スクールのカフェテリアに避難しなければならなかった。マウイ島では人気のハイキングエリアが閉鎖された。
ハワイ諸島を襲った強風は、火曜日の午前中までにほとんどおさまると見られている。しかし、風は風速10から20マイルの間で活発に吹き続けると予報されている。
月曜午後、ケオル・エレメンタリー・スクールのカフェテリアの屋根が、強風のため一部吹き飛ばされ、カイルア・キャンパスは火曜日閉鎖となった。強風が続いているため、施設の職員は被害にあった場所を安全に保つことができず、がれきの撤去もできないと州文部省は報告した。
「今の時点では、強風は予測できません。キャンパス内が安全だと確認できるまで、ケオル・エレメンタリースクールは閉鎖します」カイルア・カラヘオ・コンプレックスの、コンプレックスエリア管理者、スザンヌ・マルカフィー氏は声明文で述べている。
月曜日午前11時40分ごろ、屋根に被害を受けた時、ケオル・エレメンタリーのカフェテリアには1・2年生合わせて約50人がいた。建物は閉鎖され、残っていた生徒は教室で昼食をとった。
州文部省によると、怪我人はいなかったが、最初の援助としてホノルル消防署に出動が要請された。ケオル・エレメンタリーは、6学年145人の生徒がいる。
月曜日の強風は、ウィンドワードエリアの他の学校にも被害を及ぼした。ポープ・エレメンタリーとワイマナロ・エレメンタリー・アンド・インターメディエイトでは、放課後のアクティビティがキャンセルされた。しかし火曜日は授業が行われる予定である。
マウイ島では、倒木のためハレアカラ国立公園ホズマーの森が月曜日午後閉鎖された。安全が確認でき次第、ハイキングエリアを再開すると公園職員は報告した。
また、強風の影響で、主にオアフ島ウィンドワード側の各地が停電した。停電した地域には、ハワイカイやワイマナロ、カイルア、カネオヘ、カハルウ、マウナウィリが含まれていたとハワイ電力スポークスマン、ダレン・パイ氏は伝えた。倒木や落下してきた枝、倒れた電柱などのためにワイマナロは停電したと同氏は説明している。