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ハワイ不動産ニュース:アラモアナのコンドミニアムが人気

タワーの計画が相次いで発表されているアラモアナ周辺の新しい高層住宅への需要は、相変わらず高い状態が続いている。アラモアナ・センターの山側のカピオラニ通1388 番地に建設が予定されているスカイ・アラモアナ(2棟、390戸で内300戸はホテル)に対する申込数は、部屋数を上回った。

 

5億1千万ドルの予算の同プロジェクトは、アヴァロン・グループ社が東京の投資会社キャップブリッジ・グループと共同で計画している。アヴァロン社によると、需要が非常に高いので、建設許可が下りれば、建設開始を当初計画の来年から本年末に前倒しする予定であるとのこと。

 

住宅価格は、519〜574平方フィートの1寝室/1バスで56万8800〜87万3800ドル、801〜901平方フィートの2寝室/2バスで78万5300~130万ドルである。

 

セールス・ギャラリーが4月1日にオープンし、4月12日までに195戸が投資家を含む一般個人に販売された。追加の195戸が所有者の居住用として販売開始されたが、約290の応募があり、4月13日にくじ引きが行われた。需要は非常に高い。

 

イースト・タワーの下層階には84戸のアフォーダブル住宅も計画されている。ホノルルの中間年収の120パーセントまでの世帯が対象である。中間年収は、一人世帯の場合で約8万1700ドル、4人家族で11万6600ドルである。 アフォーダブル住宅の販売は始まっておらず、最高販売価格も未定であるが、スタジオで30万ドル台半ば、2寝室で50万ドル強になるとのこと。30年間は売却できないことになる予定だが、ユニットが売れ残った場合、この売却不可期間が20年または10年に圧縮される可能性もある。

 

アヴァロン社は、ホテル・タワーに計画されているフィットネス・センター、スパ、子供の遊び場、ドッグ・パーク、グリル、カバナ、などの設備を入居者全員に解放する予定である。ただし、ホテル宿泊客は、プール、中央の芝生エリア、2つの瞑想用ガーデンだけの使用に限定される。 スカイ・アラ・モアナは、昨年末から販売が開始されているセントラル・アラ・モアナとアズール・アラ・モアナに続く、アラ・モアナ地区の3番目のコンドミニアム・タワーである。

 

ウォールグリーンの山側に建設中のアズール(約330戸)は240戸が約71万5000~220万ドルで販売され、カピオラニ通り近くのザ・セントラル(512戸)は約460戸が28万6000~140万ドルで販売された。

 

4番目のタワーは、ウォールマートに隣接するシェリダン通りに建設予定のハワイ・シティー・プラザ(147戸)で、まだ販売が開始されていない。価格は65万6000~120万ドルの予定である。

 

(日刊サン 2019.04.20)