日刊サンWEB

過去記事サイト

ハワイ不動産ニュース:アズール・アラモアナ起工

アラモアナ・センター近くのケエアウモク通りに建設されるコンドミニアム・賃貸アパートメントの「アズール・アラモアナ」の起工式が4月22日に行われた。

 

開発業者のプロズ・パック・ホールディング・グループ社の関連会社が、このプロジェクトを推進しており、同タワーには330戸の市場価格コンドミニアムと78戸のアフォーダブル賃貸住宅が建設される。

 

カーク・コールドウェル市長は起工式で、このプロジェクトは高速鉄道駅から約3ブロックの場所にあり、この地域で必要とされている公共交通志向型開発の一例である、と述べた。「今起きている変革は、この地域に家や人々を呼び戻し、私たちの都市中心部の再活性化を助け、活気に満ちた近隣地域社会を構築するものである」と語った。

 

カピオラニ通りに面するウォルグリーンの山側のケエアウモク通り641番地に建設される同タワーは、2021年に完成する予定である。

 

アズール・アラモアナのコンドミニアム販売は昨年9月に始まり、1・2・3ベッドルームの330戸のうち約240戸が売約済である。現在販売中のユニットの価格は、約71万5千ドルから220万ドルである。

 

賃貸ユニットは、ホノルルの中間年収の80パーセント以下の世帯用のアフォーダブル住宅である。ホノルルの中間年収は、単身世帯で約6万5千360ドル、2人世帯で7万4千640ドル、4人世帯で9万3千280ドルである。 プロズ・パック・ホールディング・グループ社の取締役副社長のリック・スタック氏によると、アズール・アラモアナ購入者の75%がハワイ住民であるとのこと。

 

「活気に溢れた、持続可能な都市のライフ・スタイルを創造するという私たちのビジョンにホーム・オーナーが共鳴してくれたのを嬉しく思う。そして、この地域社会が強く求めている住宅を供給していきたいと切望している」とスタック氏は起工式後に発表された声明で述べた。

 

(日刊サン 2019.05.07)