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ハワイ・モンク・アザラシの 「ハニー・ガール」が出産

Bynikkansan

6月 8, 2019

海洋保護団体のハワイ海洋生物リスポンス(HMAR)は5月26日、「ハニー・ガール」の愛称を持つハワイ・モンク・アザラシR5AYが、2週間前にオアフ島のビーチで出産したと発表した。

 

同団体によると、現在PO3と命名された子アザラシは牡と思われ、同地域のハワイアン・イマージョン・スクールの学生がハワイアン・ニックネームを付ける予定である。この子アザラシには、永久番号とタグが付けられる。 HMARによると、母アザラシと小アザラシは元気で、R5AYはオアフで「ロックスター」と呼ばれる母アザラシの一頭で、この子アザラシは12頭目の子どもである。

 

HMARのボランティアは、この2頭を監視し、PO3の成長を支援している。 HMARは、国立海洋大気庁と協力して、オアフ島とモロカイ島の海洋生物種の保護を行っている。HMARのボランティアは、子アザラシを保護し、ハワイ・モンク・アザラシについての公衆教育を行い、NOAAの研究者に有益な観察情報を提供している。 HMARは、子アザラシ保護のため、親子がいるビーチ名を開示していない。

 

ハワイ・モンク・アザラシは、絶滅危惧種で、連邦法と州法によって保護されている。 アザラシを見る人々は静かに、柵やサインの後方の離れた所からアザラシを眺めるように求められている。 質問や相談等は、NOAAのホットライン、888-256-9840まで。

 

 

(日刊サン 2019.06.08)