ハワイの小学校3校(カリヒ・ウカ、ミリラニ・ウカ、パウオア)が2018年全米ブルー・リボン・スクールに選ばれたと、米国教育省が10月1日発表した。 ブルー・リボン・スクールに選ばれたのは、学校教育の卓越を達成し改革を実行した全米の小学校から高校までの公立校、私立校349校である。 全米ブルー・リボン・スクールは、学校共同体全体が努力し、生徒の意見を昇華させ、生徒一人一人の個別のニーズを満たすように学校作りをし、教師を支援し、卓越したモデルを完成させた優秀校である。 パウオア小学校は、州平均点に対し、英語では26%、数学では33%、科学では26%、上回っており、継続的に業績を向上させてきた。同校は、291人の生徒がおり、「完全な子供」を教育することに焦点を当てている。 ミリラニ・ウカ小学校は、州平均点に対し、英語で28%、数学で26%、科学で25%、上回っている。教師は、生徒教授法の訓練を受け、生徒の実力を高め、目標を達成するように生徒を指導している。同校には699人の生徒がいる。 カリヒ・ウカ小学校は、英語で9%、数学で16%、科学で11%、州平均を上回っている。239人の生徒のいる同校には、生徒一人一人のデータを調べ、学習ニーズに基き、個人の目的と目標を設定する「インパクト・チーム」がある。
(日刊サン 2018.10.13)