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ハワイの自動車販売18%アップ

Bynikkansan

2月 19, 2015

ハワイの強い経済と低い金利、タックスベネフィット、最新テクノロジーなどのおかげで、2014年第四四半期の自動車のハワイ州内の登録台数が、18パーセント以上上昇したことが、最新のレポートでわかった。

「ハワイ・オート・アウトルック」によると、2014年第四四半期には13,123台が登録されていることが判る。これは前年同時期比18.1パーセントの上昇であり、全米の7.1パーセントに比べるとはるかに高い増加率である。

「概略の数字はドラマティックに上昇しています。これは、ハワイの経済が現在いかに活発かを表しています」とハワイ自動車ディーラー協会のエグゼクティブ・ディレクター、デイヴ・ロルフ氏は、レポートの準備の際に述べている。

ホノルル・フォードは、「活気づいている」とマーク・ベンソン社長。ディーラーシップは昨年25パーセントも増加した。「おかげで前進することができました」

昨年末は、企業が備品を購入する際のタックスブレイクだった。IRSの179セクションは、税金のベネフィットを再検討し、12月22日に増額した。「それが私たちにとっての起爆剤となりました」トラックとSUV車は特にセールスにつながり、それよりはやや劣るが乗用車にも影響があったことをベンソン社長は説明した。

自動車そのものも、以前よりバイヤーを引き付けているとロルフ氏。新型車は最新設備を備えている。そのせいで10年前の車が時代遅れに見えるからである。

「現代の車は優秀です。極めて洗練されており、装備に満ち溢れているので、道路を効率的に走ることができます」

年間で見ると、日本のメーカーがハワイマーケットのシェアの63.1パーセントを占め、引き続き君臨している。一方、デトロイトの3大メーカー、GM、フォード、クライスラーは、19.7パーセント、ヨーロッパ車は10.2パーセントだった。以下、韓国ブランド7パーセントが続いている。電気自動車とハイブリッド車は、3,659台という記録的な増加となった。

全米で最も売れているトラックはフォードのF-150。多様な相互作用の中、世界で最も売れているのはフォード・フォーカスであるとベンソン氏は述べている。ハワイでは、一般的に最も売れているのはトヨタである。しかし一方で、フォードのディーラーでは、F-150 とコンパクトSUVのフォード・エスケープがトップセラーであるという。

軽量トラックと乗用車の販売台数の差はわずかである。経済と建築業が上向きのときは、軽量トラックが乗用車を上回る。それが2014年のケースだった。

ガソリン価格の低下も軽量トラックの増加につながった。昨年登録された軽量トラックは前年比51.1パーセントの増加となった。乗用車は48.9パーセントだったので、2008以来、トラックが初めて乗用車を上回った。