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ハワイの2016年の犯罪発生件数は40年以上前より記録が始まって以来最も少ない事が、31日に公表されたレポートにより明らかになった。
昨年報告された犯罪件数は4万5805件で、住民10万人あたり3206件だった。2015年よりも6%少なく、2007年の犯罪発生率よりも27%も減少。「犯罪統計の結果はハワイ4郡全ての警察の素晴らしい活動によるものです」と、ハワイ司法長官のダグ・チン氏がレポート発表会見で述べた。
州の3郡で暴力事件の発生率は低下。カウアイ郡は前年より24%、マウイ郡は19%、オアフ郡は2.5%低下。ハワイ郡だけは16%以上増加してしまったが、発生した全犯罪件数は25%近く減少している。窃盗事件も全体的に減少し、住民10万人に対し2965件の発生率。2007年の結果よりも28%低下した。
他にも犯罪の減少を記録したのは、カウアイ郡の犯罪件数、マウイ郡の犯罪発生率、オアフ島の強盗事件発生率だった。
(日刊サン 2017. 9. 9)