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少年野球のワールド・シリーズ「ベイブ・ルース・リーグ」14歳以下の部で優勝を勝ち取った野球チーム「ハワイ・サンダー」が18日にオアフ島に到着。約50人のファンが集まり歓声を上げて迎えた。
バージニア州グレン・アレンで開催された17日の最終戦では、ブレイデン・ヒラキさんが投手を務めた。彼は全5イニングを投げ切り完封。最終スコアは13対0で、コールド勝ちとなった。ハワイ・サンダーの選手達は7日間に渡って全6試合に勝利し、合計の獲得スコアは51点、相手チームに与えたのは合計で4点だけだった。
「ハワイで試合をしている時は、他のチームのほうが上手だと感じています。ワールドシリーズよりも勝つのは難しいです」と、ヒラキさん。
昨年は、準決勝で敗退しており「今年は経験を積んで成長した姿をお見せできると思います」と、コーチのダレン・アキヤマ氏は話していた。
トーナメントでMVPに輝いたのは、ケレナ・ソーヤーさん。「ワールドシリーズに出場し勝ち取るまで5年間かかりました。本当に嬉しいです」と彼は語った。
ハワイ・サンダーは、時差ぼけや慣れない気温、湿度を克服して勝利を手にした。大会開催中は湿度が高く気温も毎日華氏90度(摂氏32.2度)超え。「誰も天気に関しては予想できません。選手たちには大変厳しい天候でしたが彼らは乗り越えました」とコーチのアキヤマさんは述べた。
(日刊サン 2017.8.26)