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ハワイの学生チームが全米調理大会に出場

@PIXTA

 

 

9年前に優勝を勝ち取ったカピオラニ・コミュニティカレッジ(KCC)から、今年も学生チームが全米調理師協会(ACF)の調理大会出場のためフロリダ州オーランドに向かった。出場する「チーム・ハワイ」のメンバーは、学生シェフのジェレミー・デイヴィットさん、リチャート・G・リーさん、キンバリー・リムさん、シャオ・タンさん、ショーン・ウエハラさん、クリスチャン・レイ・ウォンさんと主任講師のジェイソン・ピール氏。

9日から13日までディズニーワールド内で開催された全米50州の代表が集まる大会で他州の代表チームと調理の腕を競った。大会1日目は兎肉、豆、トウモロコシ、レンズ豆、ハバネロ唐辛子を使用した冷製の大皿料理を作り、2日目には90分でシーフードの前菜、サラダ、メイン、デザートのフルコース料理を完成させた。出場メンバーのウォンさんは「数カ月の間、夜6時から7時まで練習してきました。大変でしたが、成果を出せると思います」と語った。

この大会は料理の完成度やプロ調理師の基準を高め創造性を育む事を目的としており、個人の技術やスタイルを披露しACF認定調理師のポイントを稼ぐ機会でもある。「遠征には費用がかかり、どのような支援でも有難いです。調理学科ではディナーを企画したり資金調達を定期的に行っています。ハワイのために学校のためにとにかく勝ちたいです」と講師のピール氏は述べた。 KCCは2009年に同大会で優勝、2013年にも全国大会に勝ち進んだ。