マクドナルドハワイ地区人事マネージャーが、ハワイにある74店舗が平均で1店舗あたり10人の従業員を早急に必要としていると明かした。 マネージャーのポーレット・トミタ氏は、同社がよりサービスの充実したビジネスモデルをハワイに導入する予定であり、そのために夏季はおよそ700人の従業員の増員を必要としていると話す。 同社が本土で展開しているデジタルの注文受付機やテーブルサービスに言及し「全国的な状況と比べると、ハワイは少し遅れています」と同氏。
マクドナルドは年内に全米2500店舗でデジタル注文受付機とテーブルサービスを含む『未来体験』企画を実施する予定だという。トミタ氏はサービスの充実には人材の充実も必要となると加えた。 同社は繁忙期の夏季に向けて、人事採用活動にスナップチャットと提携を結ぶと発表した。オンラインの求人申し込み増加を狙いとした『スナップリケーションズ』は7月9日から利用開始となる。
ハワイの店舗はソーシャルメディア・アプリの『スナップチャット・ゴースト』のポスターを6月末に貼り出し、アプリでポスターの写真を撮るだけで同社の求人申し込みサイトに繋がるようになった。 「本当に人材を必要としています。求職者数は低くどこでも求人広告を見かけます。求職者は広告を見慣れてしまっているでしょうから、効果的に興味を惹かなければなりません」とトミタ氏。 州の労働局の今期データによれば、ハワイの失業率は現在2.7パーセントとここ10年間で最も低い数値。
写真引用 digitalbuzzblog.com