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ハワイのビジネス競争力は全米で49番目

@PIXTA

 

 

ケーブルTVネットワークのCNBCが行った調査により、公式政府の資料、CNBCグローバルCFO評議会、公的および民間企業から財務担当役員、若い経営者団体、州関係者などビジネスおよび政策専門家の協力を基に開発された66のビジネス競争力の尺度で、全米50州の評価が発表された。

ハワイはビジネスコストや生活コストでは3年連続で最下位となった。また、労働力では48位、新しいビジネスを誘致し雇用を創出するビジネスフレンドリーでは47位、テクノロジー&イノベーションは45位、資金調達は41位、インフラでは40位、経済力は35位、教育は30位で、全体では昨年に続き49位となった。CNBCによると、この研究は各州がPRに使っている基準に基づいてランク付けをしている。

1位のワシントン州は2016年の経済成長率は3.7%で全国平均の2.5倍となっている。CNBCは同州が全米で最大のSTEM(科学・テクノロジー・エンジニア・数学)労働者を持っていて、アマゾン社、コスコ社、ボーイング社、エクスペディア社の本社もあるとしている。 それにより、昨年で約16億ドルの資本投資が行われた。

なお、2位はジョージア州、3位はミネソタ州、4位はテキサス州、5位がノースカロライナ州、最下位はウエストバージニア州だった。