アメリカ野生動物局は、ハワイのアオウミガメを引き続き絶滅危惧種として分類する必要があると発表した。ハワイのアオウミガメの生息数は少なく、ほとんどすべてのカメが、低地の環礁で巣作りをしているためである。
国立海洋大気圏局は、この提案を3月20日金曜日に発表した。
2012年、ハワイ・シビック・クラブ協会は、ハワイのアオウミガメが絶滅危惧種法の保護をもはや必要としないところまで生息数が回復しているかどうか、当局に調査を要請していた。
しかし、ハワイで巣作りをしているアオウミガメは、4,000匹以下であると、国立海洋大気圏局・太平洋諸島地区・絶滅危惧種局のパトリック・オウペイ局長は述べている。
オウペイ局長によると、アオウミガメの96パーセントが、北西ハワイ諸島のフレンチ・フリゲート環礁で巣作りをしているという。このため、病気の発生や海抜の上昇、その他の要因に対してアオウミガメは影響を受けやすいと同局長は述べている。