ハワイボーイのドウェイン“ザ・ロック”ジョンソンはいま、大成功のただ中にいる。レスラー兼ハリウッド俳優の同氏は、今年、「出演料最高額男性俳優」となった。フォーブスの年間ランキングで、過去3年連続で1位だったロバート・ダウニーJr.を抑えてトップになったのだ。
フォーブスによると、今年は、ジョンソン氏にとって当たり年。出演料合計は645万ドルとなり、昨年より2倍以上を稼ぎ出した。 だが、トップになったとはいえ、彼は俳優を始めた時の苦労を忘れていない。 「私は、辛い時も良い時も、島で育った」と、今週のインスタグラムに投稿。さらに「私は14歳の時、悪いことなのですが、セブンイレブンでスニッカーズのキャンディーを万引きしていました。ジムに行く時のワークアウト前の食事として食べていて、本当に一文無しでその1個のキャンディーも買えなかった」と話した。
2016年の収入のほとんどは、現在製作中の映画の先払い手数料。 その映画のうち2本はハワイが舞台で、同氏は、ディズニー映画『モアナ』で半神半人の「マウイ」役の声を担当している。また、ロビン・ウィリアムスのヒット作『ジュマンジ』の続編にも出演。この映画もほとんどハワイで撮影が行われる。
「映画の製作をハワイで行えるのは私にとって最高のこと。映画製作は、ハワイで仕事を生み出し、多くの人に副収入をもたらせるのです。映画製作によってローカルのビジネスやさまざまな家族にポジティブな波を起こすことができます。ローカルボーイにとってはとても感慨深いことなのです。本当にとても嬉しい」と語った。 また同氏は、「撮影でハワイに戻ったなら、カピオラニ・ブルバードのセブン・イレブンに行き、10代の時に盗んだスニッカーズ代を支払う」とも話している。