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トランプ大統領、11月にアリゾナ記念館へ

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 トランプ大統領が公務として初めてハワイとアジアを訪問する際、パールハーバーとアリゾナ記念館を訪れる予定であるとホワイトハウスが16日に発表した。

 大統領は11月3日から14日までの日程でハワイ、日本、韓国、中国、ベトナム、フィリピンを訪問。ホワイトハウスは「今回の訪問で、長年の同盟を結ぶ国々との協力関係に対する大統領の献身を強調します。また、自由で開かれたインド‐太平洋地域における合衆国のリーダーシップを再び明確にします」と声明を出した。

 訪問初日となる11月3日には、ハワイのアメリカ太平洋軍からブリーフィングを受ける予定。アリゾナ記念館は毎日およそ5000人が来訪しているが、大統領が視察する日は閉館される。

 日本には11月5日に到着。アメリカと日本の両軍事関係者と面会し、安倍晋三首相との2国間会議を行う。安倍首相立ち会いの下、北朝鮮に拉致された被害者の家族との面会も実現する予定。

 その後11月7日に韓国へ赴き、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会談。こちらでも両国の軍従事者と面会の場を設ける。

 ホワイトハウスによると「アメリカ合衆国と韓国との強固な同盟・友好関係を祝し、北朝鮮への圧力を最大限にするため各国へ協力を求める」趣旨で、韓国国会で発言も予定されている。

 翌8日には中国へ。習近平(シー・ジンピン)国家主席と会談。ベトナムでは10日にアジア太平洋経済協力首脳会談に参加し、APEC・CEOサミットで演説を行う。11日にはハノイへ向かい、チャン・ダイ・クアン主席を含むベトナムの指導者達と2国間協議を行う。

 マニラへ12日に到着し、東南アジア諸国連合(ASEAN)結成50周年を記念する祝賀晩さん会に出席。翌日にはUS-ASEANサミットに参加し、ASEANと合衆国の関係樹立40周年を祝賀。ロドリゴ・ドゥテルテ大統領を含むリーダー達との会談も予定されている。

 

(日刊サン 2017. 10. 28)