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トヨタがアプリ管理の カーシェアリングを開始

Bynikkansan

7月 21, 2018

トヨタ自動車は10日、携帯電話のアプリで解錠、始動するレンタカー・サービスをホノルルで開始。配車サービスや競合レンタカー企業に対抗する最新のサービスを打ち出した。

 

このサービスは「Hui」と呼ばれ、地元販売店のサーブコ・パシフィック社と協力して開発。レンタカーを追跡し利用者と利用時間の分析に、トヨタのシステムが利用されている。 1時間毎の利用または1日借りることもでき、利用料金はガソリン代と保険料込みで1時間9ドル95セント、または1日で79ドル60セント。提供される車種は、トヨタ・プリウス、レクサスRX350等。25の駐車ステーションから車を利用し、返却する。 このサービスは、自動車メーカーのダイムラーAGの「Car2Go」やジェネラル・モーターズの「Maven」に続く、タクシー会社や配車サービスのUber、レンタカー会社のハーツ等に対抗するサービスとなる。 トヨタ・コネクティッド・ノース・アメリカ社のCEOザック・ヒックス氏は「Huiはカーシェアリング提供の革命的なサービスとなるでしょう。利用が簡単になり、これまでのレンタカー・サービスよりも利便性が高まります」と語った。 サーブコ社CEOのマーク・フクナガ氏は報道に対し、今後サービスをハワイ全域に拡大し、その後は同社がディーラーを展開しているオーストラリアへも拡大を進める展望を明かした。

(日刊サン 2018.07.21)