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デルタ航空、ウエストジェットとの合弁事業でカナダ就航便を増加

デルタ航空は、カナダで2番目の航空会社ウエストジェットとの合弁事業で、カナダへの就航便数を拡大する。同社は、合弁事業を通じて既存のパートナーシップを深める事前の覚書を締結したことにより、カナダ就航便の旅客機や空港設備を共用することとなる。また、同社は、この合弁事業が「合衆国・カナダ間の移動における選択肢をより増やすことになる」と述べ、新たな就航地への直行便新設や、コードシェアの拡大、合衆国・カナダ両航空会社間のネットワーク、また両航空会社を頻繁に利用する客へのサービスなどを強化する方針。

 

ウェストジェット社は、現在、航空会社45社とパートナーシップを結び、20カ国以上175の地域に就航している。デルタ航空は、ウェストジェットがボーイング787-9ドリームライナーを10機購入し、2019年1月に最初の航空機が納入される内容の最終的な購入契約を締結したと述べた。ハワイ州では、2016年デルタ航空は3番目に多く利用され乗客数は95万人を上回った。一方、ウェストジェット社は7番目に多く利用され、乗客数は17万5,000人を上回った。