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デニーズ ワイキキの元銀行員の土地にレストランをオープン

Bynikkansan

9月 12, 2015

デニーズの新店舗が、定年退職をした元ファーストハワイアンバンクのCEOドン・ホーナー氏が所有しているワイキキのクヒオアベニューとカパフルアベニューの角の土地に、オープンする予定である。

 

 

その土地は「25年間空き地となっていた」と、ホーナー氏はホノルル・スターアドバタイザー紙に語った。敷地にある唯一の建物といえば、金網のフェンスだけである。

 

ホーナー氏は、約1年半かけて可能な用途を検討し、リゾート都市計画の多目的モデルも考慮したと語った。しかし、この地域の人口密度と敷地のサイズを考えて、レストランとすることが「コミュニティーに対して有用なもの」のようだとの結論に至った。

 

5,000平方フィートの広さで、200席を有するこのレストランには、オープンエアのテーブル席、さらには団体用の宴会席も用意される予定。これはデニーズのチェーン店ではとても珍しいものとなる。更には、建物のデザインも、従来のデニーズにありがちのものではなく、その土地にあったタイプのビルとなる見込みである。

 

ワイキキ地域では、1階に商業用の建物を建てた場合、駐車場を設ける必要はないが、この新しいデニーズのレストランでは、12台分の駐車場と、同時に「年寄り、障害者や赤ちゃんのバーティー用の客」の降車エリアを設ける予定だとホーナー氏は語っている。

 

このプロジェクトには協同経営者がいないことから、ホーナー氏は、店長に計画を相談しており、社員ともしくは見込み客のためのサーフボードラックのエリアや自転車の客やバイク・シェア会社のための自転車置き場も作る計画などを含めた話し合いが進められているという。