6月フランスで開催されるアナーシ・インターナショナル・アニメ映画祭で、今までに見たことのない限定映像がウォルト・ディズニー・アニメスタジオの最新映画『モアナ』からお披露目される。
新作映画は、ドウェイン・ジョンソンとハワイ出身のアウリリ・クラヴァーホが声優をつとめる。冒険心旺盛なティーンエイジャーが、半人半神のマウイの助けを借りながら、ウェイファインダーのマスターであることの証しを見つけ、人々を助けるためという使命をもって航海にでるという物語である。 共同監督のロン・クレメンツ氏とジョン・マスカー氏は映画の新作と制作の様子、大掛かりな演出に信憑性をもたせるために、広範囲にわたって取材・調査をしているところを公開した。
挿入される楽曲は、ピューリッツアー賞受賞作ブロードウエー『ハミルトン』のリン・マニュエル・ミランダが作曲、ニュージーランドのサウス・パシフィック・フュージョンバンド、テ・ヴァカのシンガーソングライター、オペタイア・タヴィタが手がける。
またニュージーランドでの縁で、昨年のハワイ国際映画祭でも自作の映画が上映された俳優兼監督であるタイカ・ワイティティ氏が、シナリオライティングで携わっている。
短編『インナー・ワーキングス』が、『モアナ』を先導する形で、世界プレイミアで上映される。映画『モアナ』は11月23に劇場公開となる予定だ。