@wikipedia
ダグラス・チン司法長官が7日、アメリカ合衆国議員に立候補するためハワイ州司法長官の座を降りると発表した。
チン氏は「私は州司法長官の職の辞意を表明し、これまでハワイのために尽くしてきたのと同様の努力を連邦議員出馬に注ぎます。私は司法長官としての3年の間で、公人の汚職を追及し、詐欺や性犯罪の被害者の為に正義を貫き、LGBTコミュニティの人権のために戦い、女性の婦人科医療の改善に尽力しました。そしてトランプ政権が取った、ハワイ及び国家の価値を脅かす違法行為に抗議しました。検事やハワイの公職に就く素晴らしい人達と共に州に貢献できたことを、イゲ知事に感謝しています」と述べた。
チン氏は3月15日を最後に司法長官の職を終える。その後の移行期間は州の副司法長官と共に係争中の裁判の解決に努め、新しい裁判は適時に取り扱われるよう配慮される。
チン氏の出馬の意向は12月初め頃に明らかになり、ワシントンD.C.でもハワイの為に戦い続けたいと語っていた。チン氏は12月に「私は問題を看過できないということを過去の経験から学びました。私は自分の為だけではなくコミュニティの全ての人々のために、信義のために立ち上がり、重要だと思うものの価値を守らなくてはならないのです」と語っている。
チン氏が狙うのはハワイ第1地区選出の席で下院議会議員コリーン・ハナブサ氏の後任。これまでに明らかになっている他の立候補者の中には、州下院議員のカニエラ・イング氏、州上院議員のドナ・メルカード・キム氏、市議会議員のアーニー・マーティン氏がいる。
(日刊サン 2018.1.13)