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ソニー株式会社は、オアフ島のゴルフトーナメント”ソニーオープン”のタイトルスポンサーシップを新たに4年間延長することでPGA(プロゴルフアソシエーション)ツアーと合意したと発表した。
来年2018年、ソニーはPGAのタイトルスポンサーとして20年目を迎えるが、この延長により2022年までヘッドラインパートナーを継続することになる。4日に正式発表されたスポンサーシップの延長について、詳しい条件は明らかにされていない。新たに延長された契約は、2019年のトーナメントで正式に開始される予定だ。同社CEOの平井和夫氏は「2018年はソニーオープン20周年の記念の年です。そして、PGAツアースポンサーシップを2022年まで更新できたことを発表でき、誇りに思う」と述べた。
PGAツアーは、1965年にホノルルのワイアラエカントリークラブで初めて開催され、1999年、ソニーがPGAツアーのタイトルスポンサーシップを継承した。また翌2000年には、ハリー・ジャネット・ウェインバーグ財団が
トーナメントのチャリティパートナーとなった。ソニーがスポンサーシップを継承した1999年以来、350のハワイのNPO団に対し、約1700万ドルが寄付されている。また2005年以降は、毎年100万ドルを上回る寄付金を集めている。
PGAツアー理事のジェイ・モナハン氏は「ソニーオープンが20周年を迎えるいま、これまでソニーがPGAツアートーナメントにもたらした貢献度の大きさを認識することはとても重要だ」述べた。
2018年のソニーオープンは、ワイアラエカントリークラブで1月11日から14日まで開催され、ゴルフチャンネルでライブ中継される予定。ディフェンディングチャンピオンは、フェデックスカップチャンピオン及びPGAチャンピオンシップの優勝者、ジャスティン・トーマス。
また、PGAツアーのスポンサー会社の1つ、ハワイ観光局は、2017年ソニーオープンに対して62万5000ドルを出資した。
(日刊サン 2017.12.16)