カカアコにあるワードビレッジの開発業者が21日、建設中のコンドミニアム・タワー『アエオ』の地下に384台分の無料駐車場をオープン。6月には同タワーにホールフーズが開業し、さらに利用客専用の336台分の駐車スペースが増設される予定。
6月ホールフーズ開業に向け、 空スペースをカメラが主導
21日から稼働を始める4階から6階の駐車場にはコンピューターシステムに接続された205台のカメラが天井に設置され、駐車スペースが空いているか既に停車されているかを緑と赤のランプで表示。空きスペースを探すドライバーの時間を短縮する試みがとられている。
ワードビレッジの開発業者ハワード・ヒューズ社によると、2カ月以内に予定されているカメラシステムが稼働すれば、ハワイで初のカメラ主導型駐車場管理システムになるという。
システムを構築したのはオランダの技術系企業TKHグループNVの子会社パーク・アシスト。ヒューズ社は、このシステムが車両の流れを改善するだけではなく、安全性も強化すると話している。 駐車場は21日午前11時からオープン。アエオ・タワーの毎日午前5時から翌午前2時まで利用可能だが、1日を超える停車は許されていない。
(日刊サン 2018.03.03)