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シー・ライフ・パークが3000万ドルをかけ改装

Bynikkansan

11月 10, 2018

シー・ライフ・パークは、3000万ドルの費用と5-6年の歳月をかけ、同施設を再開発することになった。 新しいアオウミガメ保護センターの新設、サメ・タンクの中央に活火山の設置、かつてパークから海側にあった歴史ある漁村「カウポ」の復元を含む10の改良プロジェクトが計画されている。 マドリードのパルケス・レウニドス・グループの子会社が、2008年メキシコの会社から22エーカーの同パークを買収した。パルケス社は世界14カ国に60以上のパーク施設(テーマパーク、動物園、ウォーター・パーク等)を所有・運営している。 動物愛護団体アニマル・ライツ・ハワイのゴーゲル会長は、認可手続きを詳しく監視すると述べた。 新しいホヌの展示場には、3つの屋外プールが設置され、水中ガラスのある水面下の眺望室からはアオウミガメが泳ぎ・孵化するシーンを見ることができる。また、室内の施設では、プログラム、映画、展示、実際の孵化のシーンを見ながら、カメとその保護の科学について学ぶことができる。

 

同パークは、米国で唯一のウミガメの公認飼育施設で、2005年以来16,000頭以上のウミガメを自然に帰してきた。また、絶滅の危機に瀕しているタイマイ用にプールの1つを使用する認可を国立海洋大気局に申請している。2020年にはサメ洞窟にあるサンゴ礁に囲まれたタンクの改装を予定している。「タンク内に火山を作り、溶岩が水中でどのように見えるのかを展示したい。また、洞窟部分を溶岩トンネルに変え、ハワイ諸島がどのように形成されたかを展示したい」とキング氏は語った。 現在閉鎖され修繕の必要性が論争の的になっている野外ハワイアン・オーシャン・シアターは2021年改修される予定である。 復元される漁村の計画では、マカプウ・ポイントの北西に実際に存在した漁村「カウポ」を模してマカプウ・メドー・フィシング・ヴィレッジが造られる。ハワイ・カヌー・フェスティバル財団とワイマナロ・カヌー・クラブのレイス・モニズ会長は、地域社会は同パークが地域文化の保全に貢献していることに感謝していると語った。 2021年には、鳥類を海辺の庭に移し、海鳥リハビリエリア・エリアと対にする予定である。 2023年には、現在アシカ・ショーを開催しているスペースに、エアコン付きの大きな水族館を建設する計画で、海のさまざまな深度に住む海洋生物を見ることができるようになる。

 

(日刊サン 2018.11.10)