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シニア用賃貸住宅 旧アイエア製糖工場跡に建設へ

Bynikkansan

10月 19, 2019 ,

www.eahhousing.org

 

 

市は、長い間空地となっている旧アイエア製糖工場跡地で、シニア向け低価格賃貸住宅開発計画を進めている。 総工費4800万ドル、3階建ての140戸の同アパートは、「ハレウィリコ・ハイランズ(砂糖の家)」と呼ばれ、数年後にオープン予定で、官民提携のパートナーの非営利団体EAHハウジングが開発を担当する。

 

入居資格は、この地域の中間年収の60%を超えない62歳以上の者で、75ユニットは、中間年収の50%までの世帯が対象となり、13ユニットは30%までが対象となる。

 

現在の中間年収は、個人の場合2万5320ドルで、この年収に基づくと、月額家賃は、スタジオと1寝室が571ドル~1,170ドルとなる。需要が高く、抽選になると予想されている。

 

市は、増えているオアフ島の高齢のホームレス用のアフォーダブル住宅開発を急ピッチで進めており、現在約900戸が建設中である。

 

市は2000年、この3.4エーカーのアイエアの敷地を取得し、2002年に一連の公聴会を開き、そのフィードバックを基に数年前に基本計画を策定した。

 

EAHは、市議会が同開発契約を承認後、環境影響評価書等の基準を満たす作業にとりかかり、最終的には市議会が同市有地の65年のリースを承認することになる。すべてが計画通りに進んだ場合、建設は2021年に開始され、2023年に完了する予定である。

 

 

(日刊サン 2019.10.19)